LINEスタンプは儲かる?収入の仕組み、販売方法、稼ぐコツまとめ

LINEスタンプは儲かる?収入の仕組み、販売方法、稼ぐコツまとめ

「副業をしたい」と思っていても、どこから手を付けたら分からない人も多いのでは?LINEスタンプの販売は誰でも気軽にできる副業です。今回は副業目的でLINEスタンプをしたい方に、有益な情報を沢山ご紹介します。

どの程度の収入になるのかや、売り上げアップの解決策までレクチャー。副業を探している男性会社員や、LINEスタンプを作りたい女性にも必見です。

LINEのクリエイターズスタンプって何?

LINEクリエイターズスタンプは、誰でもスタンプが申請できるツール

LINEクリエイターズスタンプは年齢や性別関係無く、作ったスタンプを販売できるサービスです。物作りをしたことがない人でも、条件を満たせば気軽に申請・販売できます。販売収益の35%程度が、自分のポケットマネーになる仕組みです。副業目的にスタンプを販売する人も多くいます。

他のアプリにあるスタンプとの違いは「個人で販売できるか」にある

InstagramやiMessageにあるスタンプは、プロによる製作物です。「素人がInstagramのスタンプを作りたい!」と感じていても、そのようなサービスがないため、作って販売することができません。LINEスタンプは企業などが参加する公式スタンプと、個人が販売できるクリエイターズスタンプに分かれています。クリエイターが企業と連携して、スタンプを製作することも多いです。

アニメーションや着せかえも作れるように

2017年以降になると、作れる幅も広くなりました。例えば、動くスタンプと呼ばれるアニメーションです。販売当初、アニメーションスタンプのほとんどは「公式スタンプ」のみでしたが、時代を経てクリエイターズでも可能になりました。また、LINEアプリのボタンや背景機能を変えられる「着せかえ」も、クリエイターズとして販売できるようになっています。

LINEスタンプの収入はどれくらい?

LINEスタンプの収益は1個あたり30〜40円

クリエイターズスタンプの販売価格は120円ですが、この値段が全て自分の収入になるわけではありません。実際は1個あたり30〜40円程度の収入となっています。「なぜ30円の場合と40円の時があるのか」というと、LINEストアでの購入か、プリペイドカードで購入したかで価格が変動するからです。

1ヶ月に10個売れると良い方

LINEスタンプは上位にランクインすると、販売額が億単位になることも。しかし、上位以外の場合は1ヶ月に10個売れれば良い方なのだとか。ヒットするかどうかは、スタンプの出来栄え次第なのです。たとえヘタでも、顧客にウケればヒットスタンプになるでしょう。

LINEスタンプ作成者の収入ランキング

上位10名の平均販売額はなんと1億900万円!

LINEスタンプのランキング上位は、1億円以上の販売額となっています。ランキング常連のクリエイターは、グッズ販売などでも稼いでいる傾向が。稼いでいると噂されているクリエイター5人をランキング形式で発表します。

【第5位】igarashi yuriさん

igarashi yuriさんは「愛しすぎて大好きすぎる。」というLINEスタンプで、毎回上位にランクインするクリエイターです。インターネットや雑貨店などでグッズ販売も行なっています。実際の収入は明らかにされていませんが、推定月収400万円という噂も。

【第4位】いしいともこさん

「無難なスタンプ」や「大人の為のシンプル日常スタンプ」などで大ヒット。使いやすいスタンプを多数提供しているクリエイターです。2018年にはスタンプ数が271件となっており、スタンプの数が多いことも特徴になります。月収は450万円程度でしょう。

【第3位】もふ屋さん

「ボンレス犬&猫シリーズ」で大人気となったもふ屋さん。月収500万円以上を軽く超えていることが予想されます。大手企業とのコラボグッズも沢山販売するクリエイターです。ボンレス犬&猫のキャラクターをモチーフにしたコラボカフェは、話題になりました。

【第2位】カナヘイさん

2002年に高校生イラストレーターとして、ティーンから絶大な支持を受けていたカナヘイさん。クリエイターズスタンプによって再ブレイクしました。書籍やイラスト集を執筆し、LINEスタンプでは主に「カナヘイの小動物」シリーズを販売しています。月収は約800万円という噂です。

【第1位】sakumaruさん

「うさまる」が大ヒットしたことにより、時の人となったsakumaruさん。sakumaruさんを見て、スタンプを作ろうと考えるクリエイターも多いです。sakumaruさんは美術大学出身ですが、キャラクターがヒットしたのはLINEスタンプが初めて。月収は900万円程度と言われています。

LINEスタンプの販売方法は?

必要事項を登録をする

販売するにあたって、個人情報などを入力します。LINEアプリを既に使っている人は、LINEアプリにログインしてから登録を行います。売り上げは振込されるため、送金先の入力も必須です。

スタンプを登録する

製作したスタンプをLINEに登録します。販売する地域や画像を選択し、スタンプの説明を入力する流れです。文化や宗教の違いによって、特定のスタンプが販売できない地域もあります。審査をスムーズに終わらせるためにも、チェック漏れや間違いが無いようにしましょう。

LINEスタンプの申請と審査

必要事項を記入し、画像をアップロードできたら「申請ボタン」をチェックします。申請ボタンを押すと「申請中」の画面になり、後日LINE側から審査結果が届きます。審査の結果は、早くて2〜3日程度です。審査が通ると、LINEクリエイターズスタンプ内で販売できるようになります。

必要事項の修正をして販売

審査後は、キャッチコピーや販売価格が変更できます。クリエイター名やカテゴリ選択も修正が可能です。しかし、審査通過後の画像編集はできないため、注意が必要になります。

LINEスタンプで稼ぐには?

スタンプ紹介サイトを活用する

LINEスタンプを稼ぐためには、自分のスタンプを多くの人に知ってもらう必要があります。多くの人の目が届くサイトや、インターネット内で積極的に広告活動を行うことが大切です。SNSでスタンプ広告をするクリエイターも多くいます。ブログを開設してスタンプを紹介するという方法もあるでしょう。

沢山スタンプを製作する

スタンプの数が僅かの場合、選択の幅がグッと減ります。沢山のスタンプを定期的に作ることで、利用者の目にも届きやすくなり、収益がアップするでしょう。新規のスタンプはアプリ画面のトップに表示される仕組みです。そのようなことから更新を頻繁にすると、閲覧数が多くなります。
沢山スタンプを作るメリットはそれだけではありません。特定のスタンプをタップすることにより、関連のスタンプも表示されます。つまり、過去作を購入してもらえる可能性が高まるのです。

スタンプ数は16個以上にする

少ないスタンプ数は購入してもらえない傾向があります。スタンプの数は8個から選択できますが、稼ぎたい場合にはあまり少ない数を選ばないようにすることが重要です。スタンプも分かりやすくて、使いやすい表現にすると購入者が増えます。難しい単語があったり、限定的にしか使えないスタンプが多いと購入しにくいからです。

まとめ

LINEスタンプは誰でも気軽に販売できるツールです。上位にランクインすれば、かなり多くの収入源になります。素人の作品であっても、上位になる可能性は充分。結論として「副業目的でやってみる価値はアリ」と言えます。利益を出していく場合には、積極的な広告活動が必須です。クリエイターズスタンプの数は年々増えていることから、自分のスタンプが埋もれてしまわないように活動しましょう。

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