オンラインサロンという言葉を目にする機会が増えてきました。オンラインサロンはこれからの新しい働く形として注目されています。
そのため多くの人がビジネスとして参入し始めています。
この記事ではオンラインサロンとはなにか。また、実体験をもとに、3つのオンラインサロンのメリット・デメリットを書いていきます。
オンラインサロンとは何か
オンラインサロンとは「月額会員制コミュニティ」と考えるのがわかりやすいです。一般的にはインフルエンサーや有名人が運営していますが、一般の人でも運営できます。
オンラインサロンの内容は決まっていません。それぞれ、目的を決めてサロンを開始しますが、全体的な目的は「コミュニティを作ること」です。
この記事で扱うのは私が体験したサロンになります。私が体験したサロンは代表的なサロンであり、有名なサロンは似ている形になっているのでぜひ参考にしてください。
実際に入会して見た3つのサロン
堀江貴文さんが運営している堀江貴文イノベーション大学校(HIU)
1678人も集客する最大級のオンラインサロンです。数多くの部が立ち上がり、活発に活動しています。各部は堀江さんが主導で動くのではなく、リーダーを決めて部が独立して動く形です。
正田圭さんが運営しているpedia solon (ぺディアサロン)
正田圭さんは15歳で起業した方で、起業を考えている人のサポートをサロンで行う内容です。あくまでも起業までの過程を支援するサロンですので、起業を考えている人だけ入会しましょう。
箕輪康介さんが運営する箕輪編集室
会員数1125人の大型サロンです。編集室とあるので、主なプロジェクトはライター部や動画編集部などになっています。もちろん他にも多くの部が存在しています。ただ遊ぶだけの部もあり、意識が高い人だけでなく、誰でも楽しめるようになっています。
3つのオンラインサロンに入会した実体験
実際に3つのオンラインサロンに入会した体験と乾燥を書いていきます
最初のオンラインサロンはHIUを選びました。
堀江さんの考え方が好きで憧れていました。
オンラインサロンに入る前に情報を調べてみると、「行動できない人には価値が少ないサロンです」と前もって書かれていました。
月1万円も払うので、自分も絶対に行動しよう。そんな気持ちで入会しました。入会するとfacebook上でのやりとりが基本となります。ほとんどのサロンがfacebookを利用します
やりとりを見ていると、皆さん提案と行動の量が多く圧倒されてしまいました。またスキルのある方が多く、自分が出る幕はないと勝手に思い込み、なにも関われませんでした。
定例会というリアルなイベントにも参加しようと考えていましたが、遠方を理由に諦めてしまう始末。ネット配信で対談を観ただけでした。
その後、続けていける気がしなかったので何もせずに1ヶ月で退会しました。
次に入会したのがpedia solon と箕輪編集室
先行者有利だと感じ、新しくできるサロンを探しました。そこで見つけたのがpedia salonです。
ここに入れば起業できるかも。そう考えて1期生になりました。しかし、結果はHIUの時と同じ。企画の手伝いを募集していたりしましたが、勇気がなくて何もせず。
前回と違うのはリアルイベントの定例会に行き、対談を聞いただけでした。そもそも本気で起業しようと考えていなかったのがわかり、またしても1ヶ月で退会してしまいました。
その後、ここでダメなら諦めるようと箕輪編集室へ入会しました。みんなが優しいと評判のサロンです。
しかし、結果は同じ。スピードが速すぎてついていけません。心が折れてしまい、見ているだけで何もせず、2週間で退会しました。
オンラインサロンのメリットは何?
これだけ見ると悪いことしかありませんが、3つのサロンに入り、メリットも感じることができました。
チャンスが多い
サロンは、すぐに手を挙げられて、すぐに行動できる人にはチャンスが回ってきます。物事の進むスピードがとてもはやく、会社のような時間のロスはありません
行動すればするほど、ポジションを取ることができ、自分のスキルが上がります。動き回っていると、サロン運営者に仕事を振ってもらえる可能性もあり。
また付き添いや、食事のチャンスも頻繁にあります。あの有名人と話せるほど距離が近いのは、サロンでしか味わえません。
運営者と著名人の対談をリアルで見れる
多くのサロンには定例会があり、運営者、サロンメンバーとリアルの場で出会えます。定例会では対談を多くしていました。表では話せない話など貴重な情報を得られます。
遠方にいる場合にオンライン配信もしているので対談を聞けないことはありません。定例会にはサロン会員が多く集まるので、何かきっかけが生まれる可能性もあります。
意識が高い仲間がいる
サロン入会者はお金を払っているので、意識高い人が多いです。なにか行動を起こす目的で入会する人が多いので、切磋琢磨する仲間を得ることもできます。
オンラインサロンのデメリットは?
逆にデメリットも多く感じました。
サロンは学校では無い
学校のように手取り足とり教えてくれる場所だ!よく勘違いをされる人が多いです。サロンはコミュニティであり、何かを学ぶ場ではありません。
学校のように考えている人には全く価値が無いです。与えてもらう精神の人には誰も何も与えてくれません。また、黙っていても誰も手を差し伸べてはくれません。
地方だとイベントに参加できない
イベントのほとんどが関東圏で行われます。地方に住んでいるとイベントに行くだけで、交通費、宿泊費などの出費がかさみます。
時間もかかるため、気楽にイベントに参加というわけにはいかないでしょう。
行動スピードが早くついていけない
意識が高い人や何かを成す人の集まりなので、何もしていないと置いていかれます。
コメントのやりとりのスピードも早く、初心者のような質問はできない空気があり、よくわからずに眺めているだけの状況に陥ります。
サロンは自分次第!
メリットとデメリットを見ると入るかどうか悩むと思います。結論は1度入ってみることです。
自分なんかは行動できない、意識高くない、そんな人ほど意外と活動してしまうのです。
逆に中途半端にやる気や自信がある人も一度は行って見ると、自分の立ち位置が見えてくるでしょう。本当に意識高い人ももちろん入れば結果がでます。
これからの新しい働く形になることは間違いありません。ぜひ一度勇気とお金を出して入会してみましょう。