「技術力」と「影響力」の視点で、VTuberのすごいことまとめてみた

「技術力」と「影響力」の視点で、VTuberのすごいことまとめてみた

バーチャルYouTuber、略してVTuberは2017年年末あたりに爆発的な人気を見せ、現在でも注目されています。そんなVTuberの「すごいこと」をまとめました。
筆者が思うバーチャルYouTuberのすごいことは2つあり、1つが「技術がすごい」ことで、もう一つが「影響力が大きい」ということです。以下に、VTuberの凄いことの1部を紹介させていただきます。

技術がすごい

VR空間でニュース番組をやる

「V-TV」はVTuberなどのクリエイターが集まりVRのニュースなどを放送しています。

かつてのニュース番組は現実世界での収録のため、遠にいる人も移動してスタジオに集まらなければ収録出来ませんでした。しかし、VTuber達が行なっているこの「V-TV」はVR空間なため、それぞれが自宅にいてもネット上で集まることができます。

そして、ヘッドマウントディスプレイを装着していれば視覚聴覚も同期されるため、現実世界と同様の臨場感を感じることができるでしょう。
さらに、動画13:10あたりで、ゲストの坪倉輝明さん(厳密にはVTuberではなくメディアアーティスト)が全身触覚デバイスを装着しており、触覚すらも同期させています。

VR空間なので映像の自由度があり、ニュース記事のキャプチャを空間に表示させたり、コメントをリアルタイムでバックに流したりしているのも未来感がありますね。

動画の概要欄のスポンサーにVRChatとありますが、この番組はVRChatというソーシャルVRアプリ内のスタジオに集まっているようです。

VR空間でバラエティ番組をやる

ニュース番組だけでなく、バラエティ番組もVR空間で行うことができます。

やはり実際のバラエティ番組と違いVR上で集まることができるため、移動費もスタジオ費もなく低コストで簡単に出来るのは強みの一つでしょう。また、視聴者のコメントが流れるため、視聴者ともリアルタイムで交流することができます。

こちらはクラスターというVRアプリ内のスタジオに集まっているようです。誰もが気軽にバーチャルイベントに参加することのできるアプリで、拍手やハートマークなどのエモーションを表示させられるのが特徴の1つです。

手軽にVTuber化できるアプリがある

Vカツ

プロが扱うような3Dソフトを使わずとも、ゲーム感覚で顔や髪型や体や服装などを設定し簡単に3Dキャラクターを作ることができます。そして、VRリモコンなどを使用すれば現実の身体に合わせてそのキャラクターを動かすことが出来ます。

カスタムキャスト

さらに手軽にスマホでVTuberキャラを作るアプリを生まれています。

Vカツやカスタムキャストで「1億総アバター時代」という言葉が使われることがあります。日本国民全てがバーチャルの身体を持つという意味だと思われますが、VTuber化できるアプリがますます進化すれば本当に全員がアバターを持つことになるかもしれません。

影響力がすごい

有名企業も参入

サントリーが公式バーチャルYouTuberの燦鳥ノム(さんとりのむ)さんを作り上げました。チャンネルを閲覧していただけるとわかりますが、自己紹介やサントリーの宣伝だけでなく、YouTuberらしいゲーム実況や「即興で〜をする」という企画ものの動画も投稿されています。

ロート製薬公式YouTuberの根羽清(ネバセイ)ココロさんの動画です。彼女も、ロート製薬の情報を紹介するだけでなく、「歌ってみた」などビジネス色のない普通の動画をアップされています。企業の作っているVTuberも、他の多くのVTuberと同じようにファンを獲得しているようです。

行政も参入

茨城県バーチャル広報課 Vtuberチームのアナウンサーの茨ひよりさんの動画です。都道府県魅力度ランキングで茨城県は毎回47位ですが、彼女はその茨城県の魅力を発信するのが使命だと言います。都道府県のバーチャルマスコットということで、次世代のゆるキャラ感がありますね。

また、日本政府観光局(JNTO)が訪日促進アンバサダーに有名VTuberのキズナアイさんを起用しました。

寿司やラーメンなど、日本の魅力をキズナアイさんが紹介していきます。こうしたバーチャルな美少女が実在しているかのように喋るというVTuber文化は日本独特だと思われますので、キズナアイさんは適役かもしれません。

チャンネル登録者217万人超え

ユーザーローカルによれば、VTuberの数は総数5000人を突破しているようです。そして。その中でもトップのキズナアイさんのメインチャンネルの登録者数は現在217万人を超えています。


引用:ユーザーローカル(https://virtual-youtuber.userlocal.jp/document/ranking)

上位10名のチャンネル登録者数は以下のようになっています。

順位 VTuber チャンネル登録者数
1位 キズナアイ 217万人
2位 キズナアイ(ゲーム) 105万人
3位 輝夜月(かぐやるな) 82万人
4位 ミライアカリ 66万人
5位 電脳少女YouTuberシロ 54万人
6位 猫宮ひなた 38万人
7位 バーチャル番組連盟 26万人
8位 月ノ美兎 26万人
9位 ヨメミ 26万人
10位 ときのそら 18万人

テレビ進出

キズナアイのBEATスクランブル

https://twitter.com/aichan_nel/status/968321979311902720
VTuberで最も人気のあるキズナアイさんが2018年の4月にすでに冠番組を持ちました。その後、電脳少女シロさんが『サイキ道』という番組でMCを務めるなど、バーチャルYouTuberが続々とテレビに進出していきます。

VIRTUAL BUZZ TALK!

公式HP https://s.mxtv.jp/variety/v_buzz_talk/
KMNZ(ケモノズ)のLITAさんと LIZさんの二人で、人気VTuberをゲストに呼び基本3人でトークを行うTOKYO MXの番組です。
先に紹介した「V-TV」などのように、VR空間での収録になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。以上のように、VTuberの凄いことを技術力、影響力の観点からまとめました。
技術が次々と進化し、簡単にVR空間の中でアバターになることが出来るようになって来ています。そして、VTuberの影響力も大きくなって来ており企業や行政など様々な組織や人がVTuberに注目しています。このままいけば、誰もがVTuberとなり本当に「1億総アバター時代」がやってくるかもしれませんね。

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