寝ているだけでお金がチャリン!~トルコリラ驚異の金利

寝ているだけでお金がチャリン!~トルコリラ驚異の金利

今トルコリラが激熱です!なんと、2018年9月13日のトルコ中銀政策金利の結果、驚異の金利である政策金利24%という数値をたたき出してきました。金利24%ということは具体的には3年で資金が倍になってしまうほど高額な金利です。今回は「寝ているだけでお金がチャリン!」と入ってくる、激熱のトルコリラをご紹介していきたいと思います。

寝ているだけでOK!トルコリラで稼げるメカニズム

トルコリラに投資すれば、なぜ寝ているだけでもお金が自動的に入ってくるのでしょうか?ここではトルコリラが稼げるメカニズムをFX初心者でもわかるように基本からご説明していきたいと思います。

トルコリラが稼げるメカニズム「スワップ」を知ろう!

外貨を購入した場合、「スワップ」というポイントが付くのはご存知でしょうか?そのスワップが「寝ているだけでチャリン」を可能にしてくれるシステムなのです。
スワップポイントとは何かを簡単に説明すると、「2通貨間の金利の調整額」です。具体的には、下記になります。

(例)円とトルコリラのスワップ・ポイント
・円金利 0.1%
・トルコリラ金利 24%
24%−0.1%=23.9%(金利差)

上記の金利差がスワップ・ポイントといわれるものです。

さらにスワップ・ポイントを理解していきましょう。実はスワップ・ポイントはFX会社によって異なります。
現在トルコリラ・円のスワップ・ポイントが一番高いFX会社は10,000通貨で126円(1日)になっています。しかし大手と呼ばれるFX会社では88円しか付きません。理論上では2通貨間の金利の調整額ですから、どこのFX会社でも同じはずですが、各FX会社でばらつきがあるのが現状になっているため、スワップ・ポイント狙いの投資の場合はFX会社の選択が重要になってきます。

トルコリラの金利を知ろう


参考:みんかぶFX「トルコ・トルコ中銀政策金利」
https://fx.minkabu.jp/indicators/TR-TCMB

上記はトルコリラの政策金利です。9月13日のトルコ中銀政策金利の結果、17.75%から一気に24%に政策金利を引き上げてきました。
トルコリラは表を見れば明らかですが、元々高金利の通貨でした。今まで金利が上昇しなかった理由は、トルコのエルドアン大統領が金利引き上げに消極的なうえ、トルコの中央銀行にまで圧力をかけていたことにあります。                   
今年になって金利が急激に引き上げられているのはこのままトルコリラ安が継続した場合、トルコ経済は通貨安と物価高の悪循環に陥り、19年にはマイナス成長に転じる可能性が高くなったためと考えられます。
このため、トルコリラの金利が急激に引き下げられる確率は低いと思われます。

投資のプロが伝授!~トルコリラへの投資方法

トルコリラの金利が非常に高く、寝ているだけでもお金が入ってくることはお分かりいただけたと思います。しかし、「FX投資は怖い」と思う方も多いのではないでしょうか?ここでは投資のプロである筆者が目からうろこのトルコリラへの簡単投資方法をご紹介したいと思います。

外貨投資は基本「損」することはありません

「FXで損をしない」という目からうろこのお話をしたいと思います。トルコリラの投資で負けることがあるのは「トルコがなくなった場合」のみです。現在トルコはEU諸国が大部分の債権を握っています。理由はイスラム圏からの難民問題絡みです。簡単に説明すると、トルコがイスラム圏からEUへの難民をセーブしているのが現状になります。EU圏では多数の難民が入国してくるよりもトルコに出資して、難民を抑制することを望んでいます。ですから「借金返せ~」にはならない状況といえます。
このようにトルコは諸外国にとって「有用」な国であるといえますから、なくなる可能性は低いといえるでしょう。

なぜ外貨投資で損することはないのか?


参考:ドル円月足チャート

上記はドル円の10年推移です。75.55-125.85と大きなレンジで動いていることが分かります。
ここで問題です。この10年間で為替相場が動きましたが、日本国内で自分の保有している「円」の価値に変化はありましたか?答えはNOですよね?
為替相場は2国間の相対指数であって、貨幣価値とは全く異なるものなのです。ですから現状18円のトルコリラが半分の9円になったとしても、トルコでお金を使う分には「損」は全く発生しないのです。

オススメのトルコリラ投資方法


参考:トルコリラ月足チャート

上の表はトルコリラの8年間の値動きを示しています。長らく続いた40円―50円レンジを下に一気にブレイクして暴落していることが分かります。相場格言「持合いは放れにつけ」の値動きといえます。
ここでもう1つの相場のテクニックがあります。持合いは一旦「戻し」に入ることが多いということです。トルコリラでいえば、底打ち後は一旦40円前後に戻る可能性が高いということになります。

ですからトルコリラに投資する場合、現状は「買って、放置」でスワップ・ポイント狙いの投資に徹します。具体的にはトルコリラを10,000通貨購入(およそ18万円)すると、1年間でおよそ40,000円ものスワップ・ポイントが手に入ります。考えられない利息が付いているのがお分かりいただけると思います。
トルコリラの価格が落ち着いて来たら、キャピタルゲイン(売買利益)を狙っていけばよいということになります。
ここで注意して欲しいのは「レバレッジをかけないこと」です。トルコリラのような激しい値動きの通貨でレバレッジを書けてしまうと簡単にお金が無くなります。レバレッジをかけなければ、国が潰れない限り外貨投資で負けることは理論上ありません。

まとめ

いかがでしたか?高金利のトルコリラに投資することで「寝ているだけでチャリン」とお金が入り込んでくることがお分かりいただけたと思います。外貨投資はレバレッジをかけなければリスクの低い投資方法です。スワップ・ポイント狙いで外貨投資を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

本業は専業トレーダー。テクニカルをこよなく愛すテクニカルトレーダーです。お金に不自由しない星の下に生まれたラッキーレディー。

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