フリーランスにも言える事ですが、日本という国はまだまだブロガーという生き方が浸透していないように思います。
確かにブログ収入だけで食べていくなんて、よっぽどの運もしくは類稀なる努力が無ければ難しいでしょう。
だけどもそれを乗り越え、「ブログ飯」なる生き方を叶えている人が意外と多いのも事実なのです。
そこで今回は、現役で活躍中のプロブロガー達にスポットを当てつつ、ブログ飯の極意について考えていこうと思います。
現役プロブロガーのブログがかなり参考に
現役プロブロガーの皆様も、当たり前ですが最初からプロブロガーだった訳ではありません。
今でこそブログだけで家族を養えるほどの収入を得ていますが、彼らにだって「初心者」だった頃があったはずなのです。
そんな彼らのブログや経歴を知る事で、何か学び取れるものがあるかもしれません。
というわけでここからは、現役プロブロガーの代表格ともいえる人達をピックアップしていこうと思います。
今をときめくトップクラスのプロブロガー
現役プロブロガーと言えば外せないこの2人について、まずは言及していきます。
炎上タイプのブロガーと言う事もあって、正直好みが分かれる感じは拭えません。
しかし彼らのブログからは学べるものが多いので一度は目を通してみることをオススメいたします。
イケダハヤト氏
仮想通貨引退します。。。 pic.twitter.com/hAhE7cv5Mo
— イケハヤ@ブログ年商1.5億円 (@IHayato) January 16, 2018
ブログURL:http://www.ikedahayato.com/
「まだ東京で消耗してるの?」ブログを中心に、YouTube配信や「note」での配信、コンサルティング、セミナー開催など、様々なスタイルで活躍するブロガー界の神ともいえる存在です。
しかし主張がハッキリしすぎている分アンチも多く、Twitterを度々炎上させている事も。
現在は地方に移住し、郊外での生活を楽しんでいるそうです。
純粋なブログ飯ではないとはいえ、「職業・プロブロガー」という肩書きを掲げて妻と2人の子供を養えるのは凄い事ですよね。
はあちゅう氏
童貞に関しての件もそろそろ終わりにしようと思いますが、2014、15年、の友人へのエアリプ含むツイートがこのタイミングでまとめられ、言及すれば謝罪しろ、謝罪すれば活動やめろ、もう地獄なので最初から無視したらよかったかなと(少なくとも今ではなかった)ちょっと後悔しています。この件も以上!
— はあちゅう (@ha_chu) December 21, 2017
ブログURL: https://lineblog.me/ha_chu/
ブロガー兼作家というスタイルで活躍中で、恋愛・婚活・起業などのジャンルの書籍をよく出版しているイメージ。
ただ彼女の場合は書籍メインといった感じであり、彼女のブログから初心者ブロガーが得られるものは正直少ないようにも思います。
どちらかといえば、書籍やTwitterの方が彼女の価値観や考え方が伝わってくる感じですね。
そしてやはり、人気ゆえにアンチも多いです。
彼女やイケダハヤト氏はTwitterをあえて炎上させてるのでは?それすらも売れる為の作戦なのでは?と、正直勘ぐってしまいます。
どちらも物言いや主張がハッキリしすぎてるだけに余計そう感じるのです。
個人的に推したいプロブロガー
ここからは筆者が個人的にオススメしたいプロブロガーとそのブログについて紹介したいと思います。
どれもいわゆる「雑記ブログ」なのですが、ブログネタの切り口だったり、語り方や表現の仕方が秀逸。
人を心を惹きつける文章が書ける人ばかりなので、ブログ初心者のうちは彼らの文章力はとても参考になると思うのです。
ヒトデ氏
「会社」を辞めたいと入社した瞬間から言い続けて3年半。ついに退職に至りました。今までと変わらず頑張っていくので今後ともヒトデとヒトデ祭りをよろしくお願いします。 / “26歳、仕事辞めました。「好きな事して生きていく」をやります…” https://t.co/NmHYGBK3eD
— ☆←ヒトデ@ブロガー (@hitodeblog) August 23, 2017
ブログURL: https://www.hitode-festival.com/
「今日はヒトデ祭りだぞ!」という雑記ブログを運営中のプロブロガー。
初心者ブロガーにとって有益な情報を、無料でガンガン提供してくれます。
初心者ブロガー及び、雑記ブロガーにとっての師匠的な存在です。
会社員時代から副業としてブロガーをしており、収益化が難しいと言われる雑記ジャンルで見事成功しています。
ブログ運営のテクニック指南以外は、ひたすら雑記に徹しているのが特徴的です。
彼の雑記は飽きないと言いますか、次から次へと読みたくなる魅力があります。
フミコフミオ氏
「男の価値は退職金の額で決まる…」と言っていたクソ上司の退職金がゼロでした。
— フミコ・フミオ (@Delete_All) September 28, 2018
ブログURL: http://delete-all.hatenablog.com/
「Everything you’ve ever Dreamed」という日記テイストの雑記ブログを運営中のプロブロガー。
とにかく長文で改行の一つもなく、難しい言葉も頻繁に使っているのが特徴。
読みづらいブログの条件を兼ね備えているはずなのに、なぜか彼の語る物語にグイグイと引き込まれ、気付けば最後まで読めてしまうのが凄いところ。
「読ませる力」においては、ブロガー界トップクラスではないだろうか。
ハルオサン氏
コーヒーのドリップパックのロゴをデザインしました。頭がコーヒーハット。目がコーヒー豆。お店がマスタッシュ=口ひげに由来するのでヒゲをモチーフにしたデザインです!よく描けたと思います!こちらで美味しいコーヒー販売中です!『Mustache coffee roaster』⇒https://t.co/5ZW3VeEUVT pic.twitter.com/cqnEQQ0LaK
— ハルオサン (@keikubi123) September 23, 2018
ブログURL: https://www.keikubi.com/
「警察官クビになってからブログ」を運営中のプロブロガー。
彼の人生経歴はとにかく壮絶で、過去の経験を元に様々な物語を記事にしているのが特徴です。
人の不幸話に引き寄せられやすい人間の性なのか、ブログ運営当初から多くのユーザーが彼の自虐的な記事に釘付けになりました。
今ではブログはもちろん、書籍を出版したり絵の仕事をしたりと、マルチクリエイター的な活躍を見せています。
プロブロガーに学ぶブログ飯の極意
とにかくブログを書きましょう。できれば毎日。
様々なプロブロガーが共通して言っている事が「更新を途絶えさせない」。
というのも、ブログアクセスの要ともいえる「検索流入」は基本的に記事の本数に比例するそうなんです。(もちろん他にもアクセスアップ要素はあるが)
ちなみにイケダハヤト氏は数年前くらいのブログ過去記事にて、毎日5〜6本の記事をアップ・年間2000本の更新を目標としていると言っています。
プロとしてやっていくなら、これくらいはこなして当然とも言えます。
更新できない日の為に、ある程度ストックを貯めておくのもポイント。
最初のうちはブログ以外の収入源も確保しておきましょう。
ブログは始めていきなり数万単位でお金を稼げるようなものではありません。
一般人が初月から10万を超える収入を得られるパターンは稀です。
なのでブログが安定するまでの間はどうしても「保険」が必要となってきます。
必ずしも正社員じゃなくて良いのです。
アルバイトでも派遣でもなんでも良いので、とにかくまとまった収入源は確保しておくのが基本。
アクセスが伸びなくても諦めず続けましょう。
ブログ運営に半日費やせるくらいの時間がない限り、最初の1年くらいはアクセスが伸びない事を覚悟した方が良いですね。
よく「1ヶ月で10万稼げました」とか言ってる人もいますが、そう上手くいくものではありません。
1〜3ヶ月くらいで10万の収益を出すのはかなり難しいと考えておいた方が良いでしょう。
ブログはしっかり手をかけて育てても、その成長はかなりスローペース。
しかしこれが普通なのです。
ブログが思うように育ってくれないからと諦めず、根気よく更新を続けることが何よりも大切です。
自分のブログやビジネスの「オリジナリティ」を作り、伸ばしましょう。
自分の強みやオリジナリティを伸ばして成功させているという点では、上記で紹介したハルオサンのブログを読むとわかりやすいです。
彼の持ち味はとにかくその不幸っぷり。
そしてその不幸をひたすらアクティブに押し出して記事にしているのがわかります。
その結果、純粋に惹かれたり、応援したくなったり、はたまた優越感を感じたかったりと、様々な思惑を持ったユーザーがハルオサンのブログに集まるわけです。
このように何か一つで良いので、どこにも負けない自分のブログにしかない「強み」や「個性」を作り出すことが大事。
あまりに目立ったものが無く、ありきたりなコンテンツばかりのブログだと、ユーザーの印象には残りません。
「固定ファン」が付きにくいブログとなってしまうんです。
まとめ
個人的に思う「売れるブログに必要なもの」は以下の3点です。
・高い更新頻度
・圧倒的なオリジナリティ
・記事を飽きずに読ませ続ける文章力
上記3点を満たせば、そこそこのアクセスアップは望めるでしょう。
もちろんアドセンス広告を2〜3個ほど貼っておくのも忘れずに。
余裕ができた時に、アフィリエイトテクニックも学んでおくとベストですね。
ブログは数年スパンで考えて取り組む精神が大事。
4〜5年くらい運営を続ける事ができれば、自分と配偶者、子供を養える程度の収入は期待できるのではないでしょうか。