今さら聞けない!「ツイキャス」の基本的なこと

今さら聞けない!「ツイキャス」の基本的なこと

年々視聴率が低下しているテレビに代わって、隆盛を極めるライブ配信の世界。配信者の中には一般人でも芸能人並みのファンを抱える人気者も増え、ネット社会の現代においてキーとなるコンテンツにまで成長しています。

ところで“モイ!〇〇からキャス配信中”というのをTwitterで見かけたことがあるでしょうか。これはフォロワーに「ツイキャスでライブ配信してますよ」ということを伝えるツイキャスの機能。昨今のライブ配信アプリ流行の先駆けとなったツイキャスですが、どんなものかよく知らないという人も少なくはないと思います。

そこで今回はツイキャスとはいったい何なのか、どんな機能があるのかといった基本的な情報をおさらいしていきましょう。

ツイキャスとは何か

https://twitter.com/kawayam_/status/1047470467576082437

ツイキャスの正式名称は「TwitCasting(ツイットキャスティング)」。2013年にモイ株式会社からリリースされ、その後爆発的にヒットしました。Web版とアプリの両方があり、スマホやタブレット、PCなど好きな媒体から利用することができます。ちなみに「モイ」というのはフィンランド語で「こんにちは」を意味するそう。

当時からライブ配信は『ニコニコ生放送』で視聴することができましたが有料であったため、配信側・視聴側ともに無料で楽しめるツイキャスは画期的でした。さらにTwitterやFacebookと連携ができ、フォロワーが視聴者に繋がります。

現在では“廃れた”とも言われるFacebook、若者のユーザーが減少しているTwitterもリリース当初は最盛期。SNSをよく利用する10代の若者を中心に流行していくこととなります。

その後「ミクチャ(Mix Channel)」や「LINE LIVE」など多数のライブ配信アプリが登場し、現在のツイキャスは過疎化していると言われる原因にもなっています。しかし今でもライブ配信と言えば多くの人がツイキャスを思い浮かべるように、当たり前のコンテンツになったとも考えられます。

ツイキャスの機能や特徴

利用料金

配信者・視聴者ともに基本無料

配信時間

30分で終了。視聴者がもっと見たいと思えば、有料(無料のものもある)アイテムを贈り配信の時間を延長することができます

配信カテゴリ

かなり細分化されていて、例えば『女子CAS』というカテゴリ一つでも年齢層・顔出しの有無などでカテゴライズすることが可能です。視聴者側も見たいカテゴリを選んでその中からお気に入りの配信者や面白い放送を見つけやすくなっています。

交流

ライブ配信の醍醐味は、視聴者と配信者がコミュニケーションを取りながら配信を楽しくして行けるということ。もちろんツイキャスでも視聴者がリアルタイムでコメントし、配信者はそれを読みながらどう進めて行くかを考えることができます。

コラボ配信

配信者同士が会話したり、ゲームをしたりと一緒に配信するコラボ配信。現在ツイキャスでは4種類の方法があります。

・コラボ・ペア
コラボのゲストは1人だけ。参加者は動画・ラジオから好きな方を選んで参加できます。

・コラボ6
ゲストは5人まで。同じく動画・ラジオから好きな方を選んで参加可能です。

・ラジオコラボ6
ゲストは5人まで。主催者・参加者のどちらともラジオのみの参加となります。

・誰でもコラボ(お試し期間中)
スマホのみ利用可能。誰でもコラボを選択した人がランダムでマッチングします。現在、ラジオのみで参加できるようになっています。

新機能「ツイキャス・キートス」

2018年2月に実装された新機能「ツイキャス・キートス」で、ライブ配信の収益化が可能になりました。視聴者が好きな配信者のスポンサーとなって支援ができるという仕組みで、ネット上では賛否両論ある様子です。

ツイキャスを楽しく利用する方法

リリース当時は一般の女子高生や20代前半の若い女性配信者が多く、アイドル的な人気を博した配信者もいました。ところが最近では、有名アーティストが配信していたりゲーム実況が行われていたりと見る側も発信する側も様々な楽しみ方があります。どちらの側に立っても自分から進んでアクションを起こすことが楽しむコツです。

ただライブ配信を見るだけでなく思い切ってコメントしてみるとか、趣味の様子などを配信して自分をアピールするのも良いですね。言い方は悪いですが、自己顕示欲の世界であることは間違いないので配信者は見てくれる人が増えれば嬉しいですし、「自分を見て」というアピールの場なのです。

それで稼ごうが、ただ見てもらえればいいのかは人によって様々なので、個人的にはどんな人でも楽しく利用することができると考えています。

まとめ

今回は今さら聞けない「ツイキャス」の基本情報や楽しむコツについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。筆者は仕事柄、こうしたアプリについては詳しいほうだと思っていたのですがツイキャスが5年前にリリースされていたことに驚きました。意外と古いんですよね。

ライブ配信がニコ生を筆頭に流行ってからしばらく経ち、新しいアプリやサービスが増えて日の目を見ることも少なくなってきたツイキャス。過疎と言われることもありますが、一方でライブ配信が当たり前のものになってきたとも言えるのではないでしょうか。

確かに新しいアプリと比べてライブ配信の本数自体は少ないと感じますが、早朝でも深夜でも配信している人はいますし、危惧するほどではないのかもしれませんね。むしろ若い世代が他のアプリに移行し始めた今の環境だからこそ、大人が楽しめる部分も出てきているような気がしています。

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