仮想通貨は長期ホールドをおすすめ!!仮想通貨がこれから上昇する理由を解説!!

仮想通貨は長期ホールドをおすすめ!!仮想通貨がこれから上昇する理由を解説!!

2017年に多くの話題をもたらした仮想通貨ですが、2018年に入り、多くの問題が噴出し、現在はメディアもあまり取り上げなくなっています。

しかし、ビットコインをはじめとする仮想通貨は、終焉を迎えたのではなく、まだ始まってもいません。これから投資を始めようと考えている人には、仮想通貨は長期投資の対象として非常に魅力的な存在といってもいいでしょう。

ここでは、実際に仮想通貨投資を行っている著者の観点から、仮想通貨の将来性と、長期ホールドするべき理由について解説していきます。

そもそも仮想通貨とは?

仮想通貨投資を語るならば、やはりその成り立ちは無視できません。2008年にサトシ・ナカモトを名乗る人物が、インターネット上に公表したブロックチェーンに関するわずか数ページの論文。

この論文が、全ての仮想通貨の歴史を開くことになりました。

そして論文に感銘を受けた、有志のプログラマーたちによって、ブロックチェーンは実現化され、ビットコインは誕生します。

ビットコインは誕生当初、プログラマーたちの遊び道具として使用されていましたが、ある日、1人のプログラマーがネット上で「ビットコインとピザを交換しよう」と持ちかけ、取引が成立するという出来事が発生しました。

これがビットコインでの初めての取引ということで、この日は、仮想通貨界隈では記念日として現在でも語り継がれる出来事となっています。そして、仮想通貨はここから大きな飛躍をみせていくことになるのです。

2017年の大暴騰と2018年の大暴落

日本人がビットコインの名前をよく耳にするようになったのは、おそらくは2014年頃でしょう。

2014年2月、当時世界最大の仮想通貨取引所であったマウントゴックスが、管理していた顧客のビットコインを大量に流出させてしまうという事件が起き、大々的に報道もされました。

当時のビットコイン価格は約2万円という、現在から考えれば驚くべき安値ですが、当時も「ビットコインは終わった」とよく言われていたものです。その数年後、ビットコインは年始価格約10万円から最高220万円という信じられない大暴騰を起こします。

この暴騰の背景には、いわゆる仕手が投機的な売買を行なったという事実もありますが、同時に、仮想通貨に対して大きな期待を感じた、個人投資家達の買いが殺到したという事実もあります。

しかし、2018年に入って発生した世界最大の仮想通貨流出事件や、各国の規制が足かせとなり、ビットコインをはじめとする仮想通貨は、最大で80パーセントの下落幅を記録することになりました。

再度「仮想通貨はもう終わり」という声も囁かれていましたが、2018年10月現在、仮想通貨は底を打ち、現在は上昇トレンドに転換しかけているという見方を行うアナリストも増えてきています。

繰り返しますが、長期的視点でみれば、仮想通貨の価格は大きく上昇する可能性を秘めており、投資対象としては非常におもしろい存在です。その理由をこれから解説していきます。

仮想通貨への資金流入は加速する可能性

現在の仮想通貨は、多くの問題を抱えていることは否定できません。そのため、各国が仮想通貨に対して規制をかけ、大量の投資資金を保有する機関投資家も参入を見送っています。しかし現在「ビットコインを投資信託の商品として認めて欲しい」という動きが海外で発生しています。

残念ながら、これまでの申請は全て却下されていますが、数年以内に申請が認可されるのは、ほぼ間違い無いでしょう。

このビットコイン投資信託(ビットコインETF)が認可された場合、すなわちそれは、ビットコインは安全な投資商品として認可されたということであり、これを機に市場参加者は大きく増えると考えられています。機関投資家もビットコインを買いから入る可能性が高いため、巨額のマネーが一気に仮想通貨市場に流れ込む可能性があります。

仮想通貨全体の市場規模は、現在約35兆円ほどです。ちなみに金の市場規模は約850兆円株式の市場規模は7500兆円と、仮想通貨市場とは比べものにならないほどの市場規模を誇っています。これをどう捉えるのかが重要です。

「仮想通貨ダメじゃないか」と捉えるのか、それとも「仮想通貨の潜在能力は凄い」と捉えるのかで、この市場の見方は変わってきます。

私はもちろん後者で、仮想通貨市場はこれからまだ多くのマネーが流入するとの予測です。そのため、私は短期的な暴落や変動があっても、決して慌てず、淡々と安値で買い増しを続け、ホールドし続ける投資戦略をとっています。

仮想通貨は実用化される

仮想通貨は実体のない、怪しい存在とされていましたが、2018年に入り、とうとう仮想通貨を用いたサービスが実用化されることになりました。実用化された仮想通貨はリップルの仮想通貨XRP。

この仮想通貨は、国際送金のコストと時間を劇的に軽減させる技術であり、すでに海外の銀行では、このXRPを使用した送金サービスを2018年中に開始する予定になっています。

日本でも、このリップルの送金サービスである「リップルネット」に加入している銀行が増えてきており、さらには、このリップルの技術を用いた個人間送金アプリ「マネータップ」もリリースされました。

仮想通貨関連技術が実用化されることにより、XRPは広く投資以外の目的で普及すると考えられます。それはすなわち、XRPの需要が増えることであり、必然的にXRPの価値は高まるはずです。

参照 https://moneytap.jp/

まとめ:仮想通貨は長期でホールドすることが正解

仮想通貨市場は、2018年に入り、下落の一途を辿ってきました。しかし、2017年の仮想通貨市場は、仮想通貨の本質を理解していない人たちの完全な投機対象として買われた結果として、あのような暴騰がおきたと考えられます。

規制もなく、実需もない存在の仮想通貨が、いきなりあれだけの価格にまで暴騰することは通常はありえません。あの価格は、実際の価値以上のバブルであったことは否めない事実です。

現在、仮想通貨市場には先物取引が導入されていますので、大口投資家の戦略によっては、一気に価格が上昇したり、急に下落を開始したりと、さながらジェットコースターのような市場になっています。

しかし、ここで慌てて売買を繰り返すことはお勧めできません。凄腕のトレーダーであれば別ですが、初心者であれば、主要銘柄を1つか、金額に余裕があれば分散投資を行い、含み損が出ても、慌てずにホールドし続けることが重要です。先述したように、仮想通貨の市場規模はまだまだ小さく、本当のバブルはまだ訪れてはいません。

これから数年後において、大量の資金が仮想通貨市場に流れ込む可能性は高く、その時には現在の価値が非常に安かったと思う時がくるはずです。もちろん、未来の完全なる予測はできません

しかし、新しい技術、新しい価値に、ほんの少し余剰資金を預けてみることが、将来の資産を生み出す可能性があるということ。そして、いま私たちはそのチャンスの場にいるということを忘れてはいけません。

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