ビットコインの暴落騒動が一段落し、再度仮想通貨に対する注目が集まっています。今回はオススメの仮想通貨をランキング形式でご紹介していきたいと思います。
また併せてテクニカルからの売買ポイントを記載していきますので、ぜひ活用してください。
仮想通貨相場の大まかな流れ~ビットコイン相場分析
参考:ビットコイン週足チャート
現状は「持合い極まれり」
仮想通貨の指数的な位置にあるビットコインの週足チャートです。移動平均線がくっつきそうになっているのがお分かりいただけると思います。こういった状況をテクニカル的には「持合い極まれり」と呼んでいます。
相場格言「持合いは放れにつけ」
今まさに年始から10か月続いた640,000―2,370,000円の持ち合い相場が極まっています。テクニカル的に持ち合い相場が極まった場合に到来することは「持合いの放れ」です。相場格言「持合いは放れにつけ」通りの相場になっていくのか注目です。
テクニカル的な売買ポイント~646,271円に注目
ビットコインは赤の矢印である646,271円がポイントです。このラインを下回ると「底抜け」が意識されて、売りが殺到します。また移動平均線の向きにも注目です。現在は緩やかに持ち直していくようにも見えますが、移動平均線がデットクロスを起こした場合、一段安が警戒され売りが湧くことになります。
具体的な売買ポイントはできるだけ646,271円に引き寄せて買いでインします。その際に646,271円を割れた場合LC(ロスカット)を設定してもよいかもしれません。仮想通貨の場合は値動きが大きいので、買い下がりではなく一旦LCして再度買い場を探した方が資金効率が良いからです。
今回646,271円を割ることなくビットコインが反転した場合、年末年始あたりまで引っ張って利確していきます。最近は仮想通貨も指数(ダウや日経平均)に連動することが多いからです。想定としては持ち合い付近の1,200,000あたりまでは戻すと予測されます。
646,271円を割れた場合
一旦仮想通貨相場があれることが予測されますので、再度インしやすい状況になるまで、資金を避難させ、待機しましょう。逆張りは値動きの激しい仮想通貨相場では厳禁です。
オススメ仮想通貨ランキング7選~テクニカルからの売買ポイント付き♪
第7位 QASH(キャッシュ)
参考:QASH(キャッシュ)月足チャート
QASH はLiquid by Quoine(旧コインエクスチェンジ)で発行したトークンです。2017年のICOでは100億円以上をたった3日で完売させたことからもその人気の高さが証明されています。
QASHは値動きの大きな通貨です。年末年始には赤の矢印のように101.38円-655.61円のレンジで動きました。
また2018年の8月にはほかの通貨と連動することなく単独の動きで15.1円-110.0円と大きく動いています。これはQUOINE社のCTOのアンドレ氏が公式サイトで「LIQUIDプラットフォーム」に関する進捗報告を行ったことに起因しています。
QASHのテクニカル的な攻略ポイントは底値である15.1円を割ることなくこのまま浮上する公算が高いので、25円割れを丁寧に拾うことです。また、利確に関しては年末年始に時期を合わせるのが一番といえるでしょう。
第6位 Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
参考:ビットキャッシュ週足チャート
ビットコインキャッシュはビットコインからハードフォークして誕生したアルトコインです。ビットコインの弱点を補強すべく生まれたアルトコインですので、ビットコイン以上の実用性の高さがビットコインキャッシュの魅力になっています。
ビットコインキャッシュはビットコインと違い底抜け済みですので、明確に意識される「底」が存在しません。しいてあげれば45,618円は意識されやすいポイントですが、おそらく割っても再度戻ってきそうなチャートになっています。
ですから売買のポイントは45,618円になるべく引き付けて買っていくことになります。利確は連動性の高いビットコインをみながら横並びでよいと思われます。
第5位 Litecoin(ライトコイン)
参考:ライトコイン週足チャート
ライトコインは「ビットコインが金なら、ライトコインが銀」と称されているように、ビットコインの陰になりがちなアルトコインです。しかし、ライトコインはビットコインの弱点をうまく補っている大変実用性の高いアルトコインです。
ライトコインは年末年始に高値を付けた仮想通貨が多い中、2017年12月に天井を打っています。これはライトコインの開発者であり大量保有者であったチャーリー・リー氏がライトコインを全て売却したためです。よって、ライトコインは大量保有者による暴落要因が消えた通貨ということができます。
また今年ライトコインは半減期を迎えます。半減期を迎えると、マイニングの報酬が半減します。そのため、徐々にライトコインの供給量が減少することで価格の上昇が見込めます。
ライトコインの売買ポイントですが現在移動平均線がデットクロスを起こしています。ですから、様子見が一番です。移動平均線が上向きに転化してから、購入していきましょう。利確めどは一旦持ち合いの下限付近の10,000円をめどにしていくとよいでしょう。
第4位 Bitcoin(ビットコイン)
4位は仮想通貨の王様であるビットコインです。おすすめ理由はやはり高い流動性と老舗仮想通貨というブランド力にあります。
第3位 EOS(イオス)
参考:EOS(イオス)日足チャート
ここでEOS(イオス)の登場です。今年最も注目を集めた仮想通貨ではないでしょうか?仮想通貨ナンバーワンといわれる技術力を誇るイーサリアムを圧倒するほどのクオリティはやはり魅力的といえます。EOSのデメリットは日本の仮想通貨取引所では取り扱いがないことです。日本で売買できるようになれば、EOSを1位をつけるかもしれません。
EOSの売買ポイントは464.56円になります。底割れをしないで反転するならば、思い切って600円割れを拾っていくのもよいでしょう。利確は年末年始に合わせてということになります。
第2位 Ripple(リップル)
参考:Ripple(リップル)週足チャート
Ripple(リップル)は多くの銀行やGoogleなどとも提携している人気の仮想通貨です。リップルは「送金」にターゲットを絞っているため、実用性に最も近い通貨といえましょう。また、ほかの仮想通貨と違ってリップル社という仮想通貨の運営元があるのも買い安心感につながっています。
リップルの売買ポイントは29.85とのW底形成になります。ここで反転しない場合かなり移動平均線が危険な状況のため、相場が荒れる可能性があるため様子見になります。
利確ポイントは75.5を抜いたら100円前後が一旦利確ポイントになってくるでしょう。
第1位 Ethereum(イーサリアム)
参考:Ethereum(イーサリアム)週足チャート
1位は当然と言った感じのEthereum(イーサリアム)です。現在存在する仮想通貨の多くはイーサリアムをベースとして作られているほどイーサリアムのクオリティは他通貨と比較しても群を抜いているといえます。
売買ポイントはまず赤の矢印の18,550円とのW底狙いの買いです。割れた場合は素直に水色の矢印の10,703円とのW底狙いに切り替えていきましょう。イーサリアムは現在非常にチャートが弱い状況ですので、移動平均線が持ち直してから購入してもよいかもしれません。利確めどは持ち合い付近の50,000円前後が利確ポイントになります。
まとめ
今回はオススメの仮想通貨をランキング形式でご紹介してきました。どれも魅力的な通貨で全部欲しくなっちゃいますよね?投資の基本は「分散投資」です。ですからできるだけ多くの通貨に分散投資することをおすすめします。